あの頃はインターネットを、そしてSNS

最初に作ったWebサイト

上の画像は、私が最初に作ったWebサイト(1998年頃か?)

SNSの普及で、誰もが発信者であり表現者でも御意見番でもある当世のインターネット事情であるが、私がインターネットを発信のための手段として盛んに利用していたのは、実はもう20年ほど前、90年代末から2000年前後のことである。その頃、私はあるサイトを運営していた。

当時、私はまだ写真の仕事をしておらず、会社勤めの傍らで作品のために撮り続けているような日々だった。でも私がサイトを作って発信していたのは写真に関することではない。昔から私は音楽好きだったので、音楽に関するサイト、つまり趣味のサイトを作って発信と情報交換の手段として利用していたのである。

90年代末から2000年前後といえば、音楽的には実りある時代だったと思う。その筋の方ならお判りかと思うが、Radiohead、Aphex Twin、Tortoise、Stereolab、Elliott Smithなど、UKロックとかポスト・ロックとかエレクトロニカとかオルタナティヴ・ロックとか、活気のある時代だった。今でも聴き続けているものも多い。
そんな音楽情報を日々ネットで探し回っていると、やがて趣味の合う個人運営のお気に入りサイトが出来て、当時のコミュニケーション手段である掲示板に書き込んだりしていた。

そうこうする内に、今度は自分でもサイトを立ち上げようという流れに。当時はtableタグでレイアウトを作り込んでいた時代。独学で試行錯誤していた。この時の経験が、後に写真と共にWebサイト制作の仕事にも関与していく布石となった。

その後、ブログというスタイルが登場して普及していく頃には、私もフリーランスとして独立していたりと状況が一変しており、趣味のサイト運営からはフェイドアウトしていった。フリーランスだったら、なおさら自身についての発信をしなければ、というのはその通りであるが、意外と日々の仕事と雑務に追われ、自分のための発信が億劫になったりもする。知り合いのWebデザイナーは顧客のためにイイ仕事をするにも関わらず「自分のサイトが無いんですよー」などと笑わせていた。まさに紺屋の白袴そのものである。

数年してミクシィが現れて世はSNSの時代へ。そしてさらに強力なSNSが現れて、今やすっかりSNSのほうが主流といえようか。
さて、長年放置していて現状にそぐわなくなったサイトを、つい先日リニューアルしたのがこのサイトである。次はそのSNSをどうするかが問題である。今どきSNSもやってないようでは話にならない、との声も聞こえる。ということで次回に続く。