つくばセンタービル | 設計:磯崎新

つくばセンタービル

2019年現在、TXつくば駅周辺は、数年前から相次ぐ商業施設・店舗(西武筑波店、イオンつくば駅前店など)の撤退により、活気を失った印象を与えている。かつて、このエリアは筑波研究学園都市の中心として、休日には買い物客のクルマが道路に連なるなど、相応な盛況ぶりが見られたものである。もっとも、この話はTX開業より前の時代のことである。

先頃プリツカー賞を受賞した、建築家 磯崎新氏の設計によるつくばセンタービルは、そんな筑波研究学園都市の象徴的存在ではあるが、そのポストモダン性は、2019年という現在においてはいささか out of time な感は否めないところがある。TX開業以降、周囲にはマンションやビルが続々と建設されており、センター地区の商業地域としての空洞化とも相まって、つくばセンタービルの存在感は薄れつつもある。凡庸な言い方ではあるが、一つの時代の終焉を感じさせる様相を呈している。

つくばセンタービル
つくばセンタービルと石の広場

石の広場は、テレビドラマや特撮モノの撮影で時折使用されている。

つくばセンタービル
つくばセンタービルを東側から見る

東側からの眺めは、後に常陽つくばビル(常陽銀行)やその横にマンションが建設されたことで、完全に過去のものとなった。

つくばセンタービルとノバホール
つくばセンタービルとノバホール
つくばセンタービル
つくばセンタービルを西側から見る

この眺めも、現在は手前に商業ビル「BiViつくば」が建っているため、過去のものとなった。

つくばセンタービル
つくばセンタービルとクリスマスイベント

かつて、石の広場では、年末になると「100本のクリスマスツリー」というイベントが開催されていた。